ストレッチングの危険性やデメリット〈欠点〉を知っていますか?
健康志向の高まりをうけて運動をされる方が多い昨今。運動の前に必ずと言っていいほど行うのがストレッチングでしょう。
ストレッチングとは、全身の筋肉と関節を伸ばす体操です。
次のことがストレッチングの効用として言われています。
一、運動前にやれば運動成績が良くなる。
二、運動中の障(傷)害を予防できる。
三、運動後にやれば疲労の回復が早い。
インターネット検索してもストレッチングにはメリットばかり書かれていてストレッチングの危険性やデメリットについて書かれているものはわずかです。
その中で、ストレッチングの効用について疑問を呈す記事を一つみつけました。
「どのくらい時間をかけてストレッチングをやれば、成績が上がるのか、障(傷)害は確かに予防できるのか、どの程度の疲労に効果があるのか、などを数量的に証明した研究報告は見当たらない。」 トレーニングの科学的基礎 宮下充正 著
ストレッチングの効用について的確な方法が確立されていないのに、
なぜ、運動や医療に携わる者はストレッチングを推奨するのでしょうか?
それは、ストレッチングに関してメリットだけが流布した現状によって、専門家でもその危険性に気づいていないからです。
ストレッチング後の体形は、必ずしも歪みが矯正された状態ではありません。
多くの場合、ストレッチングによって体形を歪めてしまうのです。←デメリット
体形の歪みは全身の関節アライメントを狂わせます。そんな状態で運動をやれば身体を痛めるのは間違いありません。←危険性
「ストレッチングは、体形の歪みを誘発する原因となる。」
残念ながら、ストレッチをやる人も指導者もそのことに気づいていないのです。
※ヨガもストレッチングと同じ危険性があります。
【注意】
身体を捻転させて関節のクリック音が聞こえるまで強くストレッチングする人ほど取り返しのつかない歪みとなっています。歪みの癖がひどくて鳴らさずにはいられない状態なのです。身体のぎこちなさはわかりますが関節を鳴らすようなストレッチングは絶対さけてください。そのような人は、体形がきれいに整えば「関節を鳴らしたい癖」はなくなります。当院に通える方はご相談ください。